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読書について
『俺ベスト2015』について(後半)
前半の記事からだいぶ時間が空いてしまった。
もうとっくに聴かなくなってるかもしれないけどおれは書くぞ!
『俺ベスト2015』
収録曲
01. CHRONO CROSS 〜時の傷痕〜 / 光田康典
02. 夏蝉 / ASIAN KUNG-FU GENERATION
03. Walking In The Sun / Travis
04. 僕と不良と校庭で / 山崎まさよし
05. Step / Vampire Weekend
06. 明日へ / Galileo Galilei
07. Spending all my time (Album-mix) / Perfume
08. Get Lucky / Daft Punk
09. Kiss & Cry / 宇多田ヒカル
10. Yellow Magus / cero
11. NO NO NO / ザ50回転ズ
13. STROBOLIGHTS / スーパーカー
14. Here Comes The Sun / The Beatles
15. サクラあっぱれーしょん / でんぱ組.inc
各曲解説(後半)
08. Get Lucky / Daft Punk
ダフトパンクにちゃんと触れたのはこの曲が初めてだったんだけど、聴いたあとすぐにアルバムを買うことを決めた。
この曲でカッティングギターというものを意識するようになった。最高ですな!カッティングギター!
あと夕方っぽいメロウな雰囲気がとても良い。聴いてると揺れながら溶けそうになる。
ノれるダンサブルな曲だから前の曲からの移行も違和感がないと思うし、落ち着いてもいるから、ハイライト後の休息という意味でもこの位置しかない。
09. Kiss & Cry / 宇多田ヒカル
宇多田ヒカルの曲ではいちばん好きな曲。ベストしかもってないけど。
心地良いリズムで歌われる華麗な歌詞、近未来的な怪しさとキラキラした眩しさを感じさせるメロディが最高。
前の曲とはブラックミュージックっぽい繋がりがあるかなーと。実際この曲がブラックミュージック的かどうかはよくわからない。でもジャズっぽくない?
10. Yellow Magus / cero
最近自分の中で相当ハマっているバンド、ceroの曲。
まずタイトルがいいよね。「Yellow Magus」て。イエローメーガス。「黄色い魔法使い」という意味のタイトルだけど、この曲の中では船の名前。その船っていうのが前作のアルバムで登場した船、というように、歌詞の世界観をすべての曲で共有しているのもceroの魅力。
ここまで書いてきてなんなんだけど、歌詞はいいとして、音とかメロディの良さって文章にしずらいなあ。選んだ曲は全部メロディも音も好きなので「メロディが好き」としか書けないんだよな。もちろんこの曲も最高。
ceroの新作ではこの曲のアレンジバージョンが収録されたんだけど、アルバムの色に合わせてすごい落ち着いたアレンジになってた。イエローな雰囲気がブルーになった感じ。Blue Magusでした。素晴らしかった。
前の曲とはやっぱりブラックミュージックぽさで繋げた。なんだろうトランペットの音がそう感じさせるのかな。
11. NO NO NO / ザ50回転ズ
最初はこの曲入ってなかったんですよ。
始めに『俺ベスト2015』が出来た時に通して聴いてみたとき、好きな曲ばっかりだから良いのは当たり前なんだけど、なにか物足りなさを感じていて。どの曲も似たような雰囲気だし、アップテンポの曲もあるけどなんだか落ち着いてる。それで考えた結果、かき鳴らすようなエレキギターが足りない!という結論に至り、入れた曲。(つまりそれまで忘れていたんだけど…)
なんつってもこの曲の良さはシンプルでストレートでガツンとくるところ。それで十分!
これまでの雰囲気を全部ぶっこわしてやれ!という気持ちで入れたので、前の曲との繋がりなどは一切考えずにいちばん効果的な位置に置いた。なんだか似たような雰囲気が続くなあ、物足りないなあ、と思い始めているところに上手く置けたと思う。次の曲とのつながりも意図せずマッチしている。
はい、きましたサカナクション。
確か友達にはこれの前のアルバムまでしか貸してなかったので、まだちゃんと聴いたことないだろう、と思って。なにより自分はこの曲がサカナクションのシングルではいちばん好きなので。
美しいよね〜メロディが。この曲は夕方、もしくは夜の早い時間というイメージがある。以降の曲順はそんな時間を意識した曲順になっている。
13. STROBOLIGHTS / スーパーカー
『俺ベスト2015』の前半で散歩のお供にしている曲を入れたが、この曲は睡眠のお供。
本題には関係ないけど、時間帯や状況で曲の印象はかなり変わるので、散歩のとき、睡眠のとき、ドライブのとき、気分が沈んでいるとき、など状況によって聴く曲を決めるのが音楽を楽しむコツだと思う。
夕方のような前の曲から時間が経って、夜が深まったイメージ。
14. Here Comes The Sun / The Beatles
この「Here Comes The Sun」が収録されている「アビイ・ロード」というアルバムでは、全体の半分が、不穏なギターのループと強烈なノイズで構成される、それはそれは不気味な曲が「Here Comes The Sun」の前に流れる。ノイズのぶつ切りで終わるその曲を経て流れてくるのは、優しく包み込むようなアコースティックギター。冬が終わり、暖かな太陽が昇るような雪解けのメロディ。オリジナルではそんな大きなカタルシスを生みだす曲順なのだ。
この曲を入れると決めたとき、その計算された流れを少しでも再現したくて、比較的不穏な雰囲気の曲のあとに持ってきた。冬から春ではなく、夜から朝に変わるイメージに変わったけど、これはこれでいいんではないか。
15. サクラあっぱれーしょん / でんぱ組.inc
「サクラあっぱれーしょん」はたぶん『俺ベスト2015』を作るとなったときに一番最初に入れるのを決めた曲。そしてそのときにラストに入れようというのも決めていた。自分は最後にキラーチューンを持ってくるアルバムが大好きなのだ。それに実際この曲は、でんぱ組のアルバムの最後を飾っている。
この曲は前の曲とのつながりを保ちつつ、全体のハイライトでありながら、これまでの雰囲気を一気にひっくり返す曲。「ただじゃ終わらせんぞ!」という意図がある。
この曲に関してはダラダラ良いところを書くんじゃなく簡潔に「最高!!」と言っておく。
終わった終わった。
全曲分書くの疲れた。
このアルバム、自分が好きな曲ばっかり入れたから当たり前なんだけど、それを抜きにしても最高に良いと思う。ふだんあんまり音楽聴かない人にもウケると思うので、聴きたい人がいたら言ってください。いくらでもCD渡します。
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